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語り手たちの会とは

語り手たちの会の願い

母親が赤ちゃんを胸に抱き、目を合わせながらやさしく語り掛ける。
じーじ・ばーばが、孫に添い寝しながら、「むかしむかし…」と語り始める。
語りのボランティアが、子どもたちに世界の物語を語って聞かせたり、高齢者の方たちと懐かしく心温まる思い出話を語り合う…。
私たちは、聞き手のみなさんと、まなざしを交わし合いながら語りを楽しむことで、心と心をつなぐ橋を架けることこそ、語りのあるべき姿の原点だと考えます。
聞き手にお届けするお話や物語には、親から子へ、大人から子どもへと時代を超えて語り継がれてきた生きるための知恵や明日の幸せと平和を祈るたくさんの人々の思いがこもっています。私たちは、その思いを未来へと伝えます。
語り手たちの会は、1971年に、故桜井美紀が家庭文庫で蒔いた一粒の種が大きく育って、全国の思いを同じくする280余名の語りを愛する人が手をつなぐNPO法人となって、語りの文化を豊かにし、広めるさまざまな活動に取り組んでいます。志を同じくするみなさまの参加を心からお待ちしています。
2016年11月1日
代表理事 片岡 輝